脳神経内科の概要
脳神経内科で扱う疾患は、脳血管障害、頭痛、認知症、パーキンソン病、神経感染症、自己免疫性神経疾患、てんかん、末梢神経・筋疾患 など、非常に多岐にわたります。当科では、その診断と治療のみならず、介護やケアの導入への橋渡しも重視して行っております。
■片頭痛に対する新しい治療
新規の予防薬である 「CGRP関連薬」 も使用できます。
従来のお薬の効果が十分でない方など、片頭痛でお困りの方はぜひご相談ください。
■アルツハイマー病治療
アミロイドβに対する抗体という新しいメカニズムを持った、アルツハイマー病治療の新薬であるレカネマブ(販売名:レケンビⓇ)の投与も行っております。
本剤の使用は、厚生労働省が定めた最適使用推進ガイドラインに準拠することが求められており、投与の適否も含めて、当科で拝見することができます。
「もの忘れ外来をご希望」として、初診外来の予約をお願いいたします。
■ボツリヌス療法
眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、上下肢の痙縮 を有する患者さんには、ボツリヌス療法も施行しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
■動脈硬化性疾患に対するカテーテル治療
頚動脈狭窄症や閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患に対するカテーテル治療を、専門医と協力して施行しています。
最適な治療法をよくご相談させて頂きますので、ぜひご相談ください。
研究情報の公開について(オプトアウト)
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。
臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用い研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。
このような手法を「オプトアウト」と言います。オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。なお、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
■患者向けオプトアウト情報公開書
<上記画像リンクよりダウンロード>